批判精神と親友でありたい

ニュースや本の感想をつらつらと書いていくブログです。もし宜しければ、コメントをお願い致します。

人狼

最近、人狼というゲームをやっています。これはオンライン(スカイプや掲示板を利用したもの)、オフライン(対面)と大きく分けて二通りのやり方がありますが、今回はそのマナーについてのお話。

オンライン、オフラインのどちらにも共通していえるのですが、とにかく言葉や態度が悪い人が多い。

例えば、初対面で年齢も性別も違う相手に対して「死ね」「ふざけんな」「お前のせいで負けた」「戦犯だ」などと言う人がいるのですが、これは仲を悪くすることはあっても良くすることはないと思います。親しい間柄の人ならまだ知らず。

こういうことが時々あるので、「なぜ」こういうことが起こるのかを考えて友人と話していたのですが、原因が「目的」にあるように思えてきました。

自分やその友人はゲームを「コミュニケーションツール」としてみています。だから負けても勝っても(もちろんやるからには勝ちたいですが)笑えて楽しければそれでいいかなと思ってしまいます。

その点、本当に勝ちに拘り、自分の主張を曲げずに人に遠慮のない言葉を投げつける人たちは「ゲームで勝つこと」が目的であり、それを達成することに価値があると考えます。

もちろん、どちらに価値があるかというのは人によって異なりますからいいのですが、得られる利益についてはどうなのでしょう。

自分は試合が終わった後の両陣営を含めた感想戦が好きです。笑いあいながら、あの局面では迷った、~とするべきだった、~とした相手の判断がよかった等々。

こうして楽しめて次につながる関係を構築することのほうを良しとしているのですが、「ゲームで勝つこと」を目的としている方々は何を得られるのでしょうか。

人狼ゲームで勝ってもお金をもらえるケースはほとんどありませんし、空気を悪くするか、他の人たちの居心地を悪くするかではないのでしょうか。

 

と、いうところまで進みました。